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最新 板バネ 「2010ー2号騎」 ・ 「クエ船釣り?」







2010年11月



新しい板バネ「2010ー2号騎」

完成しました





全長を 《1号騎》の 4分の3に。

「竿尻ホルダー」、「前竿受け」共に変更










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荷重を掛けての「沈み込み幅」は100mm

《1号騎》 の 3分の2に


 


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完成した3週間後 ・・・・・・ なお マイナーチェンジ!






「竿・脱落防止装置?」は、 ビニールパイプ式を廃し

「マジックテープのベルト式」に!






金具を含めた全重量は 2200g


重量は、結構 絞れたと思います



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夢の 完全オリジナルモデル化 を達成!

借り物一切排除! 全部材が自作!



最近(2011年)、

アルミやステンレスなどの金属「端材料」の小売り業者を発見、

種類やサイズなど品揃えも豊富で、

かなりの割高価格ながらも、必要な長さだけを小分けしてくれます。


これまで 「竿尻ホルダー」だけは、

以前の通販購入品の一部を そのまま流用していましたが、

この「端材料屋さん 発見」を 機に

オリジナル「竿尻ホルダー」自作! に、 踏み切りました。



相変わらず、「友人K」の鉄骨建築会社の工房(工場)を

我がまま勝手に利用させてもらって の「援助交際」の おかげではありますが・・・




「出来」は、相変わらず 雑です・・・

 



 











これにより、

板バネを構成する部品の全てが 私の独自設計、独自加工品で賄われ

ようやく、「他所からの借り物」を一切排した、

「従前品とは全く別物」の 今日まで 世界中のドコにも存在しなかった

唯一無二の  私だけの 独自「オリジナルFRP板バネ」!

と して完成しました。



私程度が この「自作・オリジナルFRP板バネ」の完成に到達し得たのは、

「釣具工房MUGEN」の「樹脂製板バネ」の画像を参考に出来たからです。


私には、「断じて同意出来ない基本的設計構造の製品」、とはいえ、

世に先駆けて具現化・普及させた同社の功績は評価されます。


(2011年1月)

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かっこ いい〜〜!!(涙)




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道具は兎に角・・・次の魚を掛けなくては!


早いところ、この板バネで実績を上げないことには

ただの「理屈だけの ほら吹き」という

「釣り人身分制度の最低位」に分類されてしまいます


焦っています・・


どう しよう?

どう しよう?

どう しよう?

どう しよう?






と、悩むこと  6年間・6年寒・6年閑・6年患・6年陥・6年癇・6年奸・6年姦!





よかったあ〜 恐怖の連敗の連鎖に終止符 ・・・ 2015年7月

↓ つづく





↓ つづき の 頭突き



あれから 6年  やっと




苦節6年、屈折6年、屈Sexも6年・・

悲願=あれ以来の「くえ」・・が、・・ ようやく釣れました。



これで 「ただの ほら吹き」、から 「理屈も伴った ほら吹き」に!昇格。


ほっと 一安心




夜釣り挑戦から1年、 夜間作業では初の捕獲です。


餌は・・・ 「活きメジナの泳がせ」 です。



当夜が満月で、足元が目視できる明るさだった事も幸いし、

取り込みも安全確保をも 容易にしてくれました。







でも・・・







「小ッっ ちゃ!」



8kg ・・・・・



良いのです! たとえ小さくても 「最高級魚クエ」です。


狙って、掛けたのです。

恥ずかしいことは 何もありません。





しかし、 勝負は・・・ここからです。


以前、2009年6月に「96cm・16kgのクエ」を釣った時、

自分の無知から その後の処理を怠った上、充分な必要量の氷も確保出来ず

その大事な魚を毀損してしまった、という 苦い失敗経験を持っている私。


その反省から学習し、 「締め具」と「解体具」、

「107cmのクーラーボックス」と 「総量20リットルのペットボトル氷」

を、常に車に搭載し、その時に備えるようになりました。

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どんな魚でも、持ち帰り方に失敗すると

「傷んで 腐敗が進んだ 生ゴミ」です。 しかも・・季節は夏


最も最高級で美味い食材である反面、

最も面倒くさく、最も失敗しやすいのが・・ 「魚」です。


魚の食味と価値は、

「釣った後」に 何をしたか? また、 何を怠ったか? で 全てが決まります。


適切に処理された魚は、時がたっても「生臭さ」を発しません。


これから、

最高の魚を 最高の鮮度と状態で収格納する大事な作業をします。



とりあえず、港内でも 海水のキレイな場所を選んで クエを泳がせながら、

体内に「血が廻らない」様に、急ぎ外科手術の支度をします。





まず、クエ釣行時には 常に車載携行している

「16リットルのペットボトル氷」 が 入ったイグローに、

約30リットルの海水を注入し、「氷温の冷海水」を作ります。




そして、注入した海水が保冷温度に下がるのを待つ間に、クエを処理します。

全て、「鮮度を保ち、美味しく食べる」ため です。



「活き締め」、「エラの切除」、「血抜き」、「内臓分離・別袋収納」。



その後、

氷温にまで低下した冷海水の中に、クエ本体と 別袋分けした内臓を浸し、

自作の「30mm厚・スチロール製 落し蓋」を挿入、

さらに、 同じく自作「60mm厚のウレタン製・密閉上蓋」をハメ込み外気遮断!

出荷作業完了!




帰宅後も油断しません。 

解体までの さらに約24時間以上の氷温保存を見据えて

半解け状のペットボトル氷を、自宅冷凍庫内の完全凍結モノと入れ替えます。



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伊豆地方での夜釣り解禁は?、

「イセエビ漁」禁漁期間の 5月中旬から9月中旬までの わずか4か月間のみです。


その夜釣りに挑み始めて2年目、

8kgと小ぶりながら 6年ぶりにクエの顔を見ることが出来ました。



付けエサえさは・・・「活きメジナ」、 泳がせです。




今回は、早い時間から25〜29cm程のメジナが次々と鈎掛かりしたので、

泳がせエサとして、「活かしバッカン」に5〜6匹をキープ。





付けエサが「冷凍魚(死に餌)」の場合では、

エサ投入 → 即ウツボ → 「ぐるぐる巻き」、 の 繰り返し作業に忙殺されますが、


「活き餌の泳がせ」にすると・・・ ウツボ由来の「付け餌」被害が格段に減ります。



今回も、「クエ ヒット」は 活きメジナえさ投入から 50分も後の出来事でした。



つまり、メジナは ワイヤーハリスにつながれた不自由な状態でありながらも、

複数のウツボの「執拗な追っかけと攻撃から、1時間もの間 必死で逃げ切った!」


そして、遂に  ・・・ 近づいて来た「クエの目に留まった!」 



という 鮮明な記録映像を 目の前に映し出して くれています。



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釣り味は? ・・・  魚が8kgと小さい、ということもありますし、

20数kgのクエを想定した「道具立て」ですから・・


「えッ!・・本当に・・魚・・付いてる?・・の?」 と、いう感じ、


「もう1回・・大きく締め込むはず なんだけど なあァ ・・・ ぅ ゥ ん ?」、

なんとも 煮え切らない半端な 竿の「しなり」・・

手ごたえが有りません。


竿と板バネの弾性・弾力で、「魚の努力」を吸収・制御しきっちゃってます。

魚が走れません。  どんどん寄ってきます。



「自作ながら、我が板バネ 抜群・最高!」を ようやく実感できました。


楽し〜〜い! うれし〜い! 気持ち好〜〜い! 





2015.07



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今回の「8kgクエ」解体は、


この週末の「祝釣 クエづくし宴会」も引き受けてくれる、ということで

友人懇意の割烹店主が 「技術料なし」で さばいてくれました。


鮮魚調理のプロに、「魚の鮮度と状態の良さ」を 褒められました。

体内のどこにも 血が回っていません。 良かったあ〜。




今回のは小ぶりなので、ヒレ周りや兜も自宅の鍋で煮てみることにしました。



まず 熱湯「湯通し」し、外回りの「ぬめり」等を冷水で丁寧に洗い落とします。




後に、酒・砂糖・みりん・醤油で煮ます。





「う ッ  うっ ま〜〜あ〜い!」



刺身はもちろん、「皮の湯引き」と共に、当分の間 楽しめそうです。



・・と、思ったのですが・・・


・・ 「あッっ」 と 言う間に・・

自宅に持ち帰った大きな半身が すべて終わってしまいました。


やはり・・・もっと 大きいのを釣らないと!   近いうちに  次を!



2015.07



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そして、 2016年6月上旬




詳しくは・・・・・ こちら へ!




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クエ 船 釣 り



磯よりも 船の方が クエが釣れる確率はズット高いのに・・・

何故、そこまで磯なんかに「こだわって」クエを狙うのか?・・・ バッカッ みたい!



よく 言われます。



船に乗って、クエの巣穴付近の根の真上ポイントまで行って竿を出せば、

ヒット確率は 磯とは比較にならないほど高くなる事は 承知をしています。

実際、自宅から40kmほど離れた港からも専門遊漁船は出ていて、実績も有ります。


正直 負け惜しみでなく、船釣りなら「最低でも毎年1本は釣る!自信」が有ります。


何も わざわざ、往復300kmもの道中を8時間も掛け、燃料代5千円余を費やし、

睡魔と戦いながら運転し、疲れて切って帰って来なくても・・

近場で船で楽に! と、私自身も思います。




なのに、

なかなか釣れない遠くの磯に通い続けるのは ・・・ なぜでしょう?





それは?





わたくし、 殊の外・飛び抜けて・極端に・比類なく・筆舌に尽くし難い程




船に弱い 」! のです。




    




信じないかもしれませんが、


わたくし、 船に乗る前に・・  「 岸壁で ・・ 吐きました 」!!



本当の話です。 想像するだけで船酔いする 「文明人」 です。



船に乗る朝は、 もちろん・・歯ブラシは・・入りません 「オエッ〜」。

「酔い止め薬」を口に含めると・・・それ自体が気持ち悪く、嘔吐。


沖の釣り場について、船が停まれば・・・もう完璧に駄目です。


渡船でさえ・・・防波堤を出て1〜2分で、 「顔色真っ青」って事も・・。




繰り返し乗るうちに「だんだん慣れて強くなるヨ!」

と 皆さん言いますが・・


私の場合、乗れば乗るほどに・・・さらに一層 船に弱くなるようで・・

今日に至るも、この苦手意識は全く克服できません。


まッ、 そういう 情けない理由から です。



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だから・・・と 言うわけではありませんが、・・


「遊漁船の沖釣り=(船釣り)で クエを釣ったゾッお〜!」

と 自慢げに大物写真を見せつける「偉そうな船釣り人」に  ひと言!



「それを釣ったのは? 船長です。」 あなたでは有りません。

船長の手腕です。




船が苦手な私の 精一杯の「負け惜しみ」と

「礒クエ」に固執する釣り人の 絶対的価値観の「評価と重みの違い」の主張です。




           



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