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仕掛け




クエの仕掛け



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2013〜14年頃からの仕掛け



「エサは、底を這わせない!」 に、主眼を置いた仕掛けに 変更しました。





↑ は、 ↓ の 仕掛け で釣れました。 (2015.07)




「ハリの首振り」を廃止しました。





オモリは、中通しに「針金」を刺して 好きな位置に巻き付けます。





(1) 瀬ずれ部 ・・・ (1×7)ワイヤー #30 = 1500mm 。

(2) ハリス部 ・・・  (7×7)ワイヤー #41 = 1000mm 。

(3) 鈎 ・・・  50号                         。

(4) オモリ ・・・  中通し 針金止め                 。


の、「 4つ のパーツ」に 分割し、

ウツボの回転攻撃を、「ハリス側」の「より戻し=サルカン」で吸収させ、

仕掛け全体に「グルグル巻き」被害が及ぶのを防ぐ考えです。


・ ハリおよびハリスの交換が簡単にできる特徴が有ります        。

・ オモリの号数・装着位置・「付け外し」が自由に選べます       。

・ 「サバ通し」が使えるので、「エサの刺し方は」・・正・逆どちらでもOK 。



そして、 「エサは 底を這わせない!」 釣りスタイルに!


オモリは道糸側のサルカンや瀬ズレに、針金で巻き付け、

鈎側には、「自作浮かせウキ」を装着することで「エサを底から浮かせ」、

ウツボの攻撃を減らし、クエには エサの存在を より強くアピールします。


同時に、 「エサ」が 根から浮いている」ことで

「鈎」自身が「根掛かり」してしまう要素も減らせます。



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自作「浮かせウキ」 最新 (2022)



「浮かせウキ」は、100均モノに「ウレタンフォーム」を封入して「中通し」に。

 

「4cm径くらいの100均モノ」に「プラスチックパイプ」を差し通し、

ホームセンターで購入した「ウレタンフォームスプレー」を封入すれば、

「浮力を持った安価なウキ」に変身します。 製造原価=1個10円程度 です。






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「瀬ズレ」・「ハリス」・「らせん・サルカン」・「鈎」




仕掛けは、その全長すべてが「しなやかで、柔らかい」必要は 無い、 と考え、

高額な(7×7=49)ワイヤーは「ハリス部の1m」のみ使用とし、コストを抑えます。




 

鋼鉄製の「オーバルスリーブです。 アルミスリーブは強度に疑問、使いません。



「スリーブは1個止め」。 1個だけで、2ヶ所を「カシメ」ます。






自作 クエ用「らせん・サルカン」







(2015・5)


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あるとき、「オレの仕掛けは間違っているのでは?」

と、 迷い始めてしまいました。


「首振り」では 鈎先が逃るんじゃ・・・ないか? とか、

「内掛けの固定」に変えたほうが ? とか、

いや、「先が眠っている」鈎で、出口で・・・のほうが? とか、

・・・・・・ はて? ・・・



今だに 答えは見つかっておらず、相変わらず 迷いながら、

他のベテラン釣り師たちの仕掛けを真似た

新しい構造の新仕掛けも含めて

あれや これやと 試行錯誤を繰り返しています。



仕掛けは、釣り人の数だけ 存在します。

きっと、その どれもが正解なのでしょう



これだけは ・・・・・ 


分からない ・ 判らない ・解らない!!



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2017年からの仕掛け




「捨てオモリ」式 に 変更しました。


「捨て糸」+「浮かせウキ」に することで、

「鈎自身」が「根掛かり」してしまう要素が ほとんど無くなり、

根掛かりするのは・・基本的には「オモリ」だけです。


なので、根掛かり対策は?・・「捨て糸」が切れればOK。

手持ちの、「根掛かりリング(イシダイ用)」が兼用でき、



根掛かり切りの負担が軽減されました。



前述の 「根掛かりカッター」 のページでは、

100号の道糸を切断するためのカッターを自作するため

あれこれ頭を悩ませ、奮闘する様子を紹介していますが、

「捨て糸」式に変えて以降、この器具の登場場面はありません。


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エアパイプ小型天秤(自作)で、オモリとワイヤーの糸がらみを防ぎました。



ハリは50号です。 「ハリス浮かせウキ」の漁網用フロートは70円。



また、「瀬ズレ」と「ハリス」との接続には、クエ用「らせん・サルカン」を採用しました。





クエ釣りに耐えられる大型「らせん・サルカン」が、市販品では見つからなかったため、

1.8mm径の「ステン硬質線」を曲げての自作です。



本当は もっと太い線径で作りたかった のですが、

私の技量では 「1.8mm径」が、自作「巻き付け加工」の限界でした。




2017年 春


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最近 (2017秋)、

ルアーで使う「スプリットリング」の大型サイズ実物を、 初めて見ました。

最大サイズなら、「らせん・サルカン」の代わりに使えるのでは?・・ と、




リング線の太さが2.6mm有るので、強度的には大丈夫と判断。 

使ってみる価値あり!   で、 「試験装着」しました。





悪くは・・ない! のですが・・・ 弊害も見つかりました。 


この「スプリットリング」を,

「サルカンがハマる隙間」まで 強引に「こじ開ける」と、

 

復元限度を越え 「開け癖」が付いてしまい、「元の形状」に戻りません。

コイルの線間が「開いたまま」に・・、 ハリスが抜けて外れる恐れが生じました。


そこで、この市販リングより 巻き数が「ひと巻き多い」リングを自作!

 




スプリットリングの巻き数を 「3周巻き」に増やした結果、

サルカンもハリスも、常に2本の線に「またがって」架かるので

コイル間に 多少の隙間が有っても 抜けることはありません。




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「自作・スプリットリング=3周巻き」使用での「クエ釣り仕掛け・捨てオモリ式」

全形です。






考えばかりが「先走って」・・ 志向も思考も 施行策後(試行錯誤)



2017年 冬


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2023年 の仕掛け



ある時から、「本仕掛け」と呼ばれる 古典的な仕掛けと 決別しました。



「捨て糸」方式に 変更しました。


「エサは底に這わせず、1m以上の高さの水中を浮遊している」イメージです。


当然、 「捨て糸」は「ハリス」より長くなります。

すると、 エサが付いた「ハリスと 捨て糸が絡み易い!」

ならば、 「互いに絡みにくい 仕組み」 が必要です。


私が選択したのは・・・ 「天秤」です。 ・・凡人・凡庸・凡悩・子煩悩。。



天秤は、「6mmアルミパイプ」と「10mm樹脂パイプ」の組み合わせ、

で  作ったのです が ・・ 

「アルミパイプだけ」の 裸の箇所が ・・・ とても・・・ 「もろい」のです ・・・、

結局、今  其処を折り取って 丈夫な二重構造部分のみを残して使っています。



オモリは、在庫の40号と20号を連結し 複合60号として利用。

捨て糸は、ナイロン20号。 ハリは 50号。


ステンレスパイプを使って 大型の天秤も作って 試しましたが、

「意味もメリットも無い!無駄な工作」 と解り、 抹消し追放しました。 







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2021年12月





5年ぶりに 108cm・23kgを釣ることが出来ました。


その時使った仕掛けです。



「捨てオモリ式」の、「浮かせウキ」スタイルで、5年前と基本的には同じです。

捨て糸は、潮の速さにもよりますが エサが底を這わない長さに しています。

オモリは50号。  ハリは、「OHスーパークエ45号」、首振り無しです。


2021年12月の時点で常用の仕掛けです。




この釣行の詳細は・・・ こちら 「クエ・最新」  で。


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2022年12月





93cm・16kg  中潮、 満潮9;00、 ヒット11;00



当日の仕掛けです。





・ 竿受け : 自作 FRP製 板バネ

・ 竿 : 26年前の ダイコー クエ竿

・ リール : Daiwa シーライン900H(生産終了)

・ 道糸: マグロ職漁用 ナイロン 100号

・ 瀬ズレ ワイヤー : 1×7 #30 150cm

・ サルカン : 自作 1.8mm線径 「らせん・サルカン」

・ ハリス ワイヤー : 7×7 #41 90cm

・ 天秤 : プラパイプと農用ダンポールで自作

・ オモリ : 60号 自作天秤・捨てオモリ式

・ ハリ : オーナー タフ・スーパームツ50号

・ 浮かせウキ : 潮速く・不使用

・ 付けエサ : ソーダカツオ

・ コマセ ; 小平いわし 30kg




この釣行の詳細も・・・ こちら 「クエ・最新」  で。




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クエの 「ウキ釣り?」



礒の状況や条件によっては「ウキ釣り」も・・・ と考えました。




「クエなら消し込む」が、「ウツボでは ポコポコ程度」抵抗浮力の「ウキ」が要る。

で、 「漁業用のEVAフロート」の中から選びました

結構な大型で、なかなかの高額価格でした。

なのに ・・ 根掛かり切断などで ・・ 漂流 ロスト の 恐れ・・

って 負のシーンも想定しないと ・・・・ 貧乏人には・・




で、 高負担リスクを避ける方策として・・ 同等の代用品を・・


「100均」で「ペットボトル緑茶」を買い、 中身は消費、 容器はフロートに・・


「アルキメデスの原理」に従えば、これで大丈夫、と 思う・・が、はたして・・




2023






イシダイの仕掛け






「自作天秤」を使った ごく普通の全遊動です。

ハリスの「絡み防止対策」に「醤油のたれビン」を利用します。


付けエサや、状況に応じて 「捨て糸」の長さを変えることで、

「付けエサ」を浮かせることも、底を這わせることも自在です。



名人たちの仕掛けを真似て、あれやこれや試してみましたが・・・

結局、最後には この仕掛けに戻り、落ち着きます。

私との相性が最も良い仕掛けです。




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卑怯な仕掛け


イシダイ狙い、 ・・「いい当たりが続くんだけど・・・ハリ掛かりしない・・」


「う〜〜ん? 「誰」が食っているのか? 正体が知りたい!」


こういう時に登場させる のが 「卑怯な仕掛け!」。




「カン付き伊勢尼」を「7×7・ワイヤーでスリーブ止め」


「ぁあ〜・・ 犯人は カワハギ かあ〜・・」  答えが早い








仕掛けは、「天秤」や「らせん・サルカン」も含めて

「自作可能な部材」は、できる限り 自分で作ります。


イシダイ天秤には、直径1.2mmの「ステン硬質線」を使います。





また、どこかの通販サイトで

「根掛かりしにくいオモリ」として売られていたモノも

真似して作ってみました。 1.4mm線で。


この形状のオモリは 100%回収できる、 とは言いませんが・・・

確かに 以前より回収率は上がります。



2010

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2022



オモリを買いに行った。

「60号小田原」・・・1個で・・300円・・・  えェぇ〜〜〜!!!

今 そんなに高いの?・・・


家に帰って、 あちこち開けて・・・ 集めてみた



15号、20号、30号、40号・・・ぞろぞろ・・


で、




30号プラス30号

40号プラス15号

40号プラス20号


あと 2年分くらい は ・・ 有りそう






イシダイ仕掛けに使う、37番程度のワイヤーを

手で巻くことは、それほど苦では有りませんが、


30番のワイヤーともなると、

とても素手では巻けません。 負けます。 ・・・ どっち?




そこで・・・

太いワイヤーでも、ペンチを使って簡単に巻き付けられるよう

ペンチに細工を・・・






ペンチの先に、ワイヤーが通る程度の小さな穴を開け・・・

均一で美しい巻き付けを・・・って、 出来るようになりました。 が・・


あいにく、ワイヤーを巻き付ける作り方は

「イシダイ仕掛け」も含め 直後に廃止、

「スリーブ締め」だけで強度は充分! と、判断したため

今は活躍の場がありません。


この穴・・・貫通させるまでに、

細いドリルを何本も折って犠牲にしただけに・・・ 残念!




”” 「 下手な考え、 休むに 煮たり・焼いたり・炒めたり 」 ””

です。



2009



            



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