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「SL」 大井川鐵道








南アルプス国立公園の麓

静岡県中部の一級河川「大井川」沿いを駆けるSL








田野口(たのくち)駅 付近


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千頭(せんず)駅での連結風景











大井川鐵道 は、

大正期に奥大井からの木材搬出を主目的に敷設された大井川本線と、

のちに、電力開発に伴うダム建設用資材運搬のために

本線の終点駅から さらに奥地に敷かれた

中部電力のトロッコ軌道(現 井川線)から成っています。



元々、路線域のほとんどが小さな村落のみが点在する山間部で、

全国的な過疎化傾向と同様、沿線人口は年々減少し、

さらに、ダム建設の終了、自家用車の普及等により 旅客・貨物ともに輸送量が減少。

相次ぐ風水害での線路・盛土の流失や土砂崩落なども重なり

廃業必至な深刻な経営難に陥るも、

70年代半ばにSLの営業運転を復活させるアイディアで人を集め

収支の大幅な改善に成功した。




2014年、 ついには・・こんなのも・・・





You Tube動画

「大井川鉄道」101レ C11-227号機 汽笛付き


2014年  「きかんしゃトーマス号」運行開始で 大騒ぎ



さらに山深い「奥大井渓谷」を走る


トロッコ列車  大井川鉄道 「井川線


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出来れば、このまま順調に・・  存続してほしいものだが・・・


過疎地で営業を続ける「鉄道事業」の困難さは尋常ではないので・・


いずれ・・・・行き詰る(息詰まる)のでは・・? と、・・ 心配。




沿線の風景




昔、どこの集落にもあった「火の見櫓」



高さは、3階建住居と同じ位で、

演習後の「ホース干し」以外に実用性は無いと思いますが

こちらの地方では まだ壊すことなく残しています。






「夢の吊橋」


紅葉期の人気スポット  奥大井「寸又峡温泉」の奥に架かる「夢の吊橋」 





エメラルド色の神秘的な湖面と四季の移り変わりが 表情豊か



ただ、奥大井への道路は、

途中からは車のすれ違いも出来ない様な非常に狭い箇所の連続で

かなりの緊張と忍耐を強いられ ます。



もっと綺麗な写真は こちら から






川根温泉 「ふれあいの泉」








温泉施設の2階休憩室から・・・激しい雨の日で・・・・



露天風呂からSLを眺められる 川根温泉「ふれあいの泉」






川根温泉は、県内有数の湧出量を誇り、その豊富な湯量により

全浴槽(男女11か所)かけ流しです。

循環式ではないので、塩素などの殺菌剤は添加しておりません。


とのこと。




実際、湧出温度が45℃位なので、過熱も加水も必要無く

文字通り、源泉かけ流し? たれ流し?




川根温泉までは道路事情・交通網共に とても良好です。


が、・・浴槽はどれもが小さく、不愉快なほどに 大変に混みます。



詳しくは 川根温泉「ふれあいの泉」 のHPで




            




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